懐かしいうた

 春になると心地よい、さくらさくらの歌が導入されたのは山手線の駒込駅で春季の限定物で、由来はソメイヨシノのさくらが駒込駅付近の発祥地だったそうです。それと小金井公園の桜に因み、花見客用の臨時駅として中央線快速武蔵小金井駅でもさくらさくらの歌が導入されたそうです。
 帰宅するサラリーマンや部活帰りの学生を癒して迎えてくれる夕焼小焼の歌が流れるのは、中央本線の横浜駅と八高線の八王子駅です。これは夕焼小焼を作詞した中村雨紅が八王子出身が由来しているのだという。八王子市は東京郊外のベッドタウンということでこのメロディーが夕方の帰宅時間帯にたいへんマッチしているのです。しかし、これが終日流れているため、その雰囲気の貴重感が薄れてしまうという声もあるそうです。
 誰もが子どもの頃から聞いている歌があちこちで聞ける。例えば、常磐線の友部駅では幸せなら手をたたこうが流れている。同じ友部駅の常磐線上りでは上を向いて歩こう。ちなみに下りは明日があるさも聴ける。童謡のシャボン玉は湯本駅で聴けます。路線が変わって、青梅線の奥多摩駅ではどんぐりころころが流れている。

ご当地メロディー

 ご当地駅メロで有名なのは山手線の高田馬場駅や武蔵野線の新座駅で鉄腕アトムのテーマ曲が使われているのは誰も知ってますよね。これは手塚プロダクションの最寄り駅であり、原作マンガの作品の中でつながりがあることが由来するそうです。
 たとえば京浜東北線の蒲田駅で蒲田行進曲はすごくべたになりますが、これは蒲田だけにうなずけますよね。次に同じ京浜東北線の浦和駅、さいたま新都心駅に大宮駅ではタケカワユキヒデ作曲の希望のまちのモチーフが流れています。さいたま市の政令指定都市に移行されたのを記念して導入されたそうです。
 地元商店街の要望から実現されたケースもあります。サッポロビールのブランドヱビスビールのCMソングである第三の男が恵比寿駅に導入された。恵比寿駅はヱビスビールの出荷用の駅として開業したという歴史も明らかになった。この地域とこのメロディーを聴くと、思わずヱビスビールが欲しくなるかもしれません。
 今は亡き赤塚不二夫作品のひみつのアッコちゃんの主題歌は青梅線青梅駅に青梅赤塚不二夫会館がオープンされ、駅周辺がレトロタウン化したのが由来で導入されたそうです。こんな感じで駅メロは地域と作品の生まれた歴史を表してくれますね。

駅メロのはじまり

 今では当たり前に流れる列車の発車メロディーになるまでは乗客の快適さを考えてか、乗客を大切に思うところから始まったとも言えます。 当時の発車ベルなどの大きな音で急き立てられるような気持ちになり、乗客も駆け込み乗車をしてしまう。また、電子音化したピロピロピロという音のベルが多数の利用客から耳障りで不評であったともあるそうです。そこからJRの千葉駅の発車ベル廃止に始まって女性社員らがプロジェクトを立ち上げて、ヤマハがメロディーを開発したそうです。  1989年に新宿駅と渋谷駅にそのメロディーが導入されたそうです。今ではごく当たり前になっているが、そのメロディーにはピアノや鈴、ハープの音色で気持ちが穏やかになるような雰囲気のメロディーが使われたそうです。今では発車メロディーはおろか、列車の到着メロディー、車内メロディーとか鉄道のあらゆるところで独自のオリジナルメロディーから人気歌手の歌なども使われている。鉄道マニアでは電車の種類を覚えているという能力もすごいが、ご当地の駅メロを知っていることも一種のステータスとも言われています。そんなメロディーが全国各地でいろんな意味を持ち、いろんな活躍を繰り広げているそうです。
タグ:JR ヤマハ 歌手
| 歴史
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。